株式市況 stock market conditions 2004 7 14

 今日(7月14日)の株式市場は、
インテルが4-6月期決算を発表し、
同時に2004年の粗利益率を下方修正したことから、
ハイテク企業の収益の先行きに対して、懸念が高まり、
日経平均株価に大きく影響するハイテク株が下落したことにより、
日経平均株価は、午後1時頃から、一段安となった。
 また、日経平均先物の主導により、日経平均株価が下落したという声もあります。
何となく、鶏が先か、卵が先か、という感じです(chicken-or-egg syndrome)。

 しかし、これは、パソコン愛好家には、「織り込み済み」だったのです。
今回の業績見込みとは、多少、意味合いが違いますが、
インテルの業績見込みが、いつか、こうなることは、わかっていました。
それは、日経パソコン2004年2月16日号に、詳しく書いてあります。

「話題のプレスコット、春商戦を逸す」
「90nmプロセスの難産で、動作周波数は、すえ置き」
「上がらない動作周波数」
「製造プロセスの微細化は、非常に難しい作業であり、
小さくすればするほど、トランジスターの動作をコントロールしにくくなる。」
「安定した動作を得るには、低い周波数で動作させざるを得ず、
従って、高い周波数の製品が作れない。」
「本命の775ピンが今夏に登場」

やはり、これからの時代は、「理科系的投資家」が必要です。




































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